粉骨サービスよくある質問Q&A
メールやお電話等で粉骨代行サービスに関して「よくある質問」をまとめました。お客さまが安心してご利用いただけるよう随時追加してまいります。
- 他人の骨と混ざったりしませんか?
- ペットの骨と混ざったりしませんか?
- 遺骨がなくなったりはしませんか?
- お墓の中にあった遺骨は粉砕を依頼できますか?
- 遺骨の中にあった貴金属類は返却していただけますか?
- 不要品はそちらで処分できますか?
- 粉骨してから散骨までどれくらい保管できますか?
- 粉骨後に散骨も代行していただけますか?
- 海外への発送はできますか?
- 海外へ持参するとき、通関で捕まったりしませんか?
- 散骨って違法じゃないの?
- 粉骨後の骨にはカビが生えたりはしませんか?
- 粉骨後の遺骨は真っ白になりますか?
- 小さな手元供養用に分骨もできますか?
- 手作業で粉骨してもらえますか?
- 火葬埋葬許可証がないのですが粉骨できますか?
- 骨壺が無い場合の料金は?
- 骨壺サイズの測り方を教えて下さい
- 六価クロムの除去はできますか?
- 他社で粉骨した遺骨は依頼できますか?
Q1.他人の骨と混ざったりしませんか?
弊社では複数のご遺骨を流れ作業いたしません。ご遺骨が混ざらないよう1件づつ作業をさせていただき、使用した用具などはその都度全て水洗いで洗浄してから次の作業を行うようにしております。遺灰は細かい粉末ですので100%ということはお約束できませんが、99%混ざりません。
Q2.ペットの骨と混ざったりしませんか?
故人様のご遺骨とペットのご遺骨はそれぞれ別の粉砕機を使用しておりますので100%混ざりません。
Q3.遺骨がなくなったりはしませんか?
ゆうパックの搬送中は所在を常に把握しております。到着後はセキュリティーのかかった場所で大切に保管されておりますので安心してご依頼下さい。開業以来事故ゼロですが、天災や交通事故、不慮の火災などでご遺骨が紛失・損失する場合も考えられますので心配な方は直接持込をご利用下さい。
Q4.お墓の中にあった遺骨は粉骨依頼できますか?
墓石下の唐櫃(カロート)に埋葬されていた遺骨は湿気を吸い込み、凝固状態の場合が多いので48時間程度の乾燥が必要になります。水洗いをすると遺骨も下水に流れていってしまうので弊社では乾燥のみとし、土も一緒に粉砕する方法を採用しています。
料金は各コースのオプション料金に記載してありますのでご確認ください。なお、お墓からご遺骨を取り出す代行などは行っておりません。
可・・・粉骨だけコース、粉骨+散骨コース
不可・・・粉骨+手元供養コース
参考→お寺に預けてあった遺骨を散骨する場合は?
Q5.遺骨の中にあった貴金属類は返却していただけますか?
骨壺の中にあった異物や副葬品類は原則として処分させていただいておりますが、硬貨や金、銀などの稀少金属の融解物はご遺灰と一緒に同梱しております。
Q6.不要品はそちらで処分できますか?
搬送時にご使用いただきました骨箱や骨壺などは無料で処分させていただいております。後々ご依頼者にご迷惑がかからないよう、処分時には故人様を特定できないようお名前部分を念入りに粉砕し、正規の回収業者に依頼しておりますので安心してお任せ下さい。上記Q5にありました異物も同様にきちんと処分させていただいております。
Q7.粉骨してからどれくらい保管できますか?
粉骨+手元供養コースとペット粉骨コースは真空パックを施しますので、開封しなければ理論上は20年以上保管可能です(真空状態が緩むことはあります)。粉骨だけコースはジプロックですので未開封で1年以内です。
Q8.粉骨と一緒に散骨はしていただけますか?
粉骨+散骨コースをご利用いただくと粉骨したご遺灰を散骨させていただきます。全てを撒くこともできますし遺灰の一部を残すことも可能です。
Q9.粉骨した遺骨を海外へ送ることはできますか?
現在コロナ禍により世界各国の輸送状況が不安定なため、弊社では海外への発送はお断りさせていただいております。また、国際郵便法でアメリカなどは遺骨や遺灰の郵送は禁制品に指定されておりますのでご注意ください。
Q10.海外へ持参するとき、保安検査で捕まったりしませんか?
海外へ遺灰を運ぶ場合は気圧で破裂しないよう、真空パックにし、手荷物として運搬します。弊社では万が一呼び止められても説明しやすくするために英語版での粉骨証明書を発行(無料)することも可能ですので必要な方はお申込書の備考欄などに「真空パック希望」とご記載ください。真空パック化は無料です。
ご参考までに、遺灰を一般的な手荷物として運搬する場合においては特に呼び止められたりすることは稀です。荷物検査においては精度の高いX線を使用しておりますので遺灰は単なるカルシウムとして認識されます。ましてや遺骨の粒の大きさで麻薬と間違われることなど一切ございません。但し、遺灰は「白い粉末」ですので説明を求められることがありますので、散骨を目的とした遺灰であるということを説明できるよう、弊社の発行する英語版の粉骨証明書と共に死亡診断書の英訳なども用意していた方が良いと思います。
Q11.散骨って違法じゃないの?
日本国内においては散骨に関する法律はありませんので違法ではありませんが、墓埋法という法律がありますので、墓地以外の場所に埋めると違法になります。また、節度をもって行う必要がありますので、大々的に行うと問題になります。散骨に関しての法律知識は散骨@マガジンなどで学んでおくことをお勧めいたします。
Q12.粉骨後の骨にはカビが生えたりはしませんか?
粉骨+手元供養コースは、粉骨から水溶性の包みに入れる前に、UV滅菌器で紫外線照射を3分行い滅菌しますので、この際に99%のカビ菌やウィルスは死滅します。その後、真空パックしますのでまずカビなどの発生は無いと思いますが、カビは地球上で最も強靱な菌と言われておりますのでなるべく早めの散骨をするようお勧めいたします。
Q13.粉骨後の遺骨は真っ白になりますか?
粉骨する前の遺骨の状態によります。故人様が出血が多かったりするとピンク、副葬品に化学繊維や金属などが含まれていた場合などは薄い青色や黄色がかった白い粉になります。また、遺骨と一緒に木炭などが入れられている場合は、やや灰色の遺灰になります。最新式の火葬場は火力が強いのでほとんどの遺骨は真っ白です。
Q14.手元供養用に分骨もできますか?
はい、できます。お客様が用意したペンダントや手元供養用の小さな骨壺用に少量の遺灰を別に小分けすることも可能です。お申込み用紙のご要望欄に、どれくらいの分量が必要かご記入ください。
Q15.手作業で粉骨してくれますか?
弊社では手作業(すり鉢)の粉骨は行っておりません。より細かい「パウダー状」に粉骨するために機械での粉骨を行っております。但し、3寸以下の遺骨は手作業で粉骨することもございます。
Q16.火葬(埋葬)許可証がないのですが粉骨できますか?
無くてもお申込は可能ですが、続柄証明になりますのでスムースな受託の為にもなるべくご用意願います。
火葬埋葬許可証は骨箱と骨壺の隙間に入ってることが多いので、まず最初に確認してみてください。火葬後5年以内であれば再発行が可能です。火葬した火葬場で火葬証明書の再発行してもらい、それを市役所に提出して埋葬許可証を再発行してもらいます。再発行はいづれも有料です。
許可証が無い場合は、(1)申込者の身分証明書のコピー、(2)骨がどなたのものであるのか分かること(骨壺に記名があるなど)、この2点が確認できれば粉骨は可能です。
骨壺に記名が無い場合は、骨壺の蓋に布製ガムテープを貼り、その上から油性マジックなどで故人のお名前を書いておいてください。
お申込者が祭祀承継者以外の第三者(アパートの大家さんや友人など)の場合は遺族からの委任状コピーや裁判所からの許可証コピーを添えて下さい。特に郵送で粉骨+散骨コースを申し込む場合は必須になります。
Q17.骨壺のない場合の料金は?
青森県や宮城県、長野県の一部などは骨壺がなく、骨箱に直接遺骨を収納している場合があります。この場合は下記Q18の骨壺がない方の行をご覧ください。骨壺がない場合は~2.5kg=1名換算とさせていただきます。なお、極端に少ない場合は安価な方の料金を適用させていただきますのでご安心下さい。
Q18.骨壺サイズの測り方を教えて下さい
骨壷の陶器の厚みも含めた外側から外側の最も長い直径を測って下さい。1寸は約3cmですので、例えば21cmでしたら7寸になります。サイズの境界が微妙な場合は1サイズ大きめに申請しておいてください。こちらで確認した際にキチンと計測いたします。
骨壺が無い方、木箱を開けられない方は、木箱の横幅マイナス3cmがおおよその骨壺の直径として換算しておいてください。
Q19.六価クロムの除去はできますか?
各コース有料オプションで選択可能です。検査1000円で、検出されたら骨壺のサイズに応じて中和料金+乾燥料金が必要です。詳しくはこちらをご覧ください→六価クロム除去の料金について
ちなみに六価クロムが検出される割合は全体の約5%以下です。海洋散骨をする場合、ボート保有業者によっては必須項目に指定されておりますので事前にご確認下さい。
Q20.他社で粉骨した遺骨は依頼できますか?
当店到着後に目視確認をさせていただき、一片2mm以下まで粉骨してあった場合は5,000円割引させて頂きます。再粉骨が必要と判断された場合は通常料金を頂戴いたします。
なお、樹木葬コースについては粉骨してあってもお値引きはございません。