A.結論から先に述べますと「とても増えてます」。
細かく統計を採ったわけではありませんので正確ではありませんが、私がまごころ粉骨を始めた9年前に比べると相当数増加したように思います。
当初はまだ海洋散骨に対して認知度が低かったこともあり限定的ではありましたが、ここ数年(特にコロナ禍以降)は毎月の依頼数が1.5倍程度に増加しました。依頼時のお申込書を見ても、明らかに墓じまい遺骨ですし、乾燥室は常に一杯の状態が続いております。
2022年3月に厚生労働省が海洋散骨業者向けのガイドラインを発表してから、より一層安心して散骨を選択される方が増えたような気がします。
とは言え、お墓に入っていた遺骨の大半は永代供養墓に入ることが多いようです。
少し前まで遺骨は、お世話になった菩提寺に永代供養に出すのが一般的でしたが、最近は安価な永代供養墓を用意している自治体も増えたので、そちらに改葬する方が増えた気がします。
特に東京都や千葉市などは粉骨すると4万円台で永代供養墓に入れられますので人気です。
その代わり抽選なので当たらないと弊社の海洋散骨代行コースに申し込まれるようです。
いづれにせよ1体あたり5万円以下で安心して手放すことができるわけですから、何十万円もかけて立派な永代供養墓に入れる方は減少するのが自然だと思います。
お墓から遺骨を取り出して運ぶのはとても大変だと思いますので、閉眼供養の日時に併せてご遺骨お迎えサービスをご活用ください。関東限定ではありますが、弊社スタッフが墓地まで引取に伺います。