謹賀新年

その他
ビジネスマン

明けましておめでとうございます。

長嶋一茂氏が言ってましたが、年を取ると年越しのイベントが希薄になる、、、

確かに若い頃はディスコでカウントダウンなんかしたり、初日の出サーフィンしたりと勢いありまくりでしたが、50も過ぎると23時には寝床に入り、元旦だろうが7:30には起きてタイツをはいて朝から黙々とお仕事しておりました。

さて、そんな私ですが、何をしていたのかと言うとひたすらサイトの更新をしておりました。予定では28日までに終わらせて、年越しはずーっとやってなかったアサシンクリードをやるつもりだったのですが、少しいじり始めたら「あ、ここも直したい」「あ、ここも」といった感じでやりたい作業が山のように増えまして、結局30日から丸3日間ずーっと朝から晩までWEBいじりしてました。

今、全ての作業を終えてこれを書いてます。

こんな大規模な改修工事を外注したらいくらかかるんでしょうね?WEBデザイナーとして10年活動していた経験がこんなところで役立つとは思いもしませんでしたよ。自分にお年玉です。多分30万と3週間くらいはかかるでしょう。

2025年は増税との戦い

一般の方はこの時期に1年の抱負を考えて新たなスタートを切ると思いますが、ビジネス的には単なる4Qなので春の繁忙期の準備に取りかかります。それがこの更新です。

ついでにある程度経済予測を立てます。

少ない脳みそを沸騰させて必死で考えた結果、おそらく2025年は増税と低消費の1年になるのではないかと予測しております。正直、トランプ氏の一手や世界情勢などは一個人にはどうにもなりませんので無視しています。

世の中は「日経平均4万円超えで好景気に」と言ってますが信じてません。株価の高騰は不労所得を求めた投資熱と円安の影響を受けているだけだと思っていますから実態経済とは相反していると思います。

この状況は戦時中のようだ

ここ最近の政府による増税百烈拳は異常ですが止まる勢いがありません。私たちヒデブには何の対抗手段もありませんので、ただひたすら税金を採られて芋の皮でも食べて生き抜くしかなくなるのでしょう。

この状況はほぼ戦時中と同じなので贅沢な暮らしはまずできなくなります。稼いでも稼いでもお国のために持って行かれてしまうでしょう。そうなると真っ先に窮地に追い込まれるのは私たち小さな会社…

と思うかも知れませんが実は大企業の方が先にピンチが訪れると思います。なぜなら大企業は庶民の余剰消費活動によって維持されているケースがほとんどだからです。

余剰消費とは衣食住といった基礎的な消費以外の遊行費やレジャー費のことで、旅行やドライブ、外食などもこれに含まれます。携帯電話やサブスクリプションも本来はこの位置づけです。大企業は派手にCMを打ち、消費者をヒートアップさせて消費させるのが常套手段です。ですがヒートアップしません。

今まで生活に余裕があった人達も、急激な増税や値上げなどによって5%~最悪の場合10%程度のコスト増になると予測しています。これに対して収入もそれ以上なら問題ありませんが、状況からして上がることはまずないでしょう。

小さな会社は利益さえ出ていれば「よし、来月から給与10%UPだ!」などと断行できますが、大企業はそうはいきません。2%上げるのだって春闘だのやって1年がかりで上げるのですから。

となればこの増税スピードに対して賃金は上がらず、激しいスタグフレーション状態に突入します。可処分所得(手取り)がどんどん減少して生活ができなくなる人達が大勢出てくる可能性があります。

話が長くなりそうなのでハショりますが、何が言いたいのかといいますと、この先は収入を自分でコントロールできる資産を持たないと生きてゆけないよ?ということが言いたいのです。

ちなみに弊社は昨年のうちに全従業員の時給を1500円以上に上げました。

豪華客船から脱出せよ

大企業というのは豪華客船のようなもので、中で働いている分には快適なんです。でもある日当然座礁したりしても従業員には一切知らされないし判らない。そして突然沈みゆく…。そんなニュースも最近よく耳にすると思います。吸収合併も同じようなものです。

反面、小さな商売は不安定ではありますが身を置く業界と本人の能力次第でどうにもなります。

余剰消費が減少すると言うのに今からラーメン屋やると言ったら全力で止めますが、散骨業をやってみたいと聞いたら賛同すると思います。身を置く業界を間違うなとはそんな感じです。

今まで生きてきて思うのは、生活を改善するには「稼げる環境」と「行動」しかないですね。例えばどんなに頑張っても稼げない環境にいたら苦労するだけです。

私が以前、豪華客船を下りてカヌーで夢の島を目指したとき、それはそれは多くの船員達に馬鹿だアホだと言われました。幼子と奥さんを乗せて新境地を開拓するために豪華客船を後にしたのですから今思うと無謀ですが、あのときは自分の可能性を信じてましたから意気揚々としてました。

そして辿り着いた新天地で新しい事業を始め、軌道に乗った今、怖いものは手の甲のシワ以外はなにもありません。ゼロからイチを創ることを覚えてしまえばどこでも生きていけますから。

逆転の発想で

沈みゆく豪華客船で身を任せるのか、それとも新天地を求めて自らを奮い立たせて行動に移すのか?それを決めることすらあなたにかかってるわけです。

新しい事をするとドキドキしてしまう方がいますがそれは弾み方が違います。新しい事を知れるというのはワクワクすることなんです。人間、年を取ると並大抵の事ではワクワクしませんから有り難いことですよ。年越しのイベントより人生を賭けた戦いの方が燃えてきます。

そう言えば私、19の時に交通事故で臨死体験したんですよ。あまり詳細書くと変な人だと思われるので書きませんけど、あのとき「悔いはありませんか?」って問われたんですよね。でも悔いがあったので「あります!」って答えたら復活したんです。

あの後ベッドの上で「悔い」って何だろう?がリフレインしてましたよ。ほんと「悔い」って何ですかね?ググっちゃダメですよ、自身で考えるのです。

それがあなたのアナザースカイ! 素敵な1年になりますように。

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