粉骨の仕方と作業工程について
工程2番はお墓に埋葬していた方のみ。
工程5,8番は「粉骨+手元供養コース」の方のみ。
- お申込み内容の確認
まず初めに必要書類とご遺骨の確認をさせていただきます。書類の不備や、焼骨以外のご遺骨だった場合はご連絡やお断りさせていただくこともございます(事件性が考えられる場合は警察などへ連絡させていただきます)。 - ご遺骨の乾燥
ご遺骨が湿気を含んでいる状態の場合は1時間~48時間程度の乾燥が必要になります。お墓の下に埋葬したあったご遺骨などは当日粉骨ができないことが多いです。
- 混入異物の確認と除去
ご遺骨は粉骨前に大きなトレイ上で付着物や異物の確認を行います。タッカー針、ネジ、釘といったご遺骨とは関係の無い異物は取り除き処分させていただきます。金属ボタンやメガネなどの装飾品、燃え残ったセラミック義歯、骨などを固定していた医療器具類などは、お客様の事前希望が無い限り「異物」として処分させていただきます。
なお、硬貨や金銀などは稀少金属類ですので、ビニール製の小袋に入れお返しいたします。
ご遺骨に少量のカビが発生していた場合は洗浄すると余計繁殖するので小型バーナーで燃焼殺菌いたします。
- 専用粉骨機による粉骨
一片2mm以下のパウダー状にするために機械での粉骨を実施させていただいております。他人の遺骨が混ざらないよう、お一人毎にネジ1本まで丁寧に水洗い洗浄した物を使用して粉骨させていただいております。なお、人間とペットでは別々の機械を使用しております。
- UV滅菌
分包前にはUV滅菌(紫外線照射)を行い、カビの繁殖などを防止する処置を施します。分包サイズは約A5サイズで、粉骨されたご遺骨の総量は異なります。 - 水溶性の紙袋に収納
粉骨される方の多くは最終的に散骨される方が多いので、水溶性の和紙袋に収納してお返しさせていただいております。希望者の方には少量分骨(3袋)は無料でご用意しております。 - 真空パック
粉骨したご遺灰と水溶性の包装は湿気に弱いので真空パックをします。「粉骨だけコース」はポリエチレン製ジップロックに収納します(真空パックではありません)。 - パッケージ収納
粉骨+手元供養コースのみ専用の桐箱に入れてお渡しになります。箱のサイズは粉骨後の包み数により異なりますので弊社に一任願います。→箱のサイズ一覧
- 不要品の処分
お客さまより処分を依頼された骨箱や骨壺は、個人が特定できないようお名前などを消去した後、不法投棄をしない正規の回収業者に依頼し粉砕廃棄させていただきます。また、粉骨時に出てきた針や釘などの異物も責任をもって廃棄させていただいております。金や銀などの稀少金属は粉骨した遺灰と一緒に同梱返却させていただいております。 - お客さまにお渡し
持込や立会の方は粉骨終了後に店内で、粉骨した内容や異物の確認などをしてからお渡しとなります。郵送の方はゆうパックにて発送いたします。
- お支払い
お支払い方法は現金やクレジットカード、銀行振込など多数取り揃えておりますが、受け取る場所やコースによってご利用できる種類が異なります。詳しくは「お支払い方法について」ページをご確認ください。
郵送の方は、ゆうパックでお届けします。
代引きの方は配達員に代金をお支払いください。お支払いは現金のみとなりますので、予め現金の用意をお願いいたします。領収書は郵便局の配達員から手渡しされます。(お支払いが高額な場合は請求書による銀行振込も可能です)